【悩み解消】MOS Outlookは 対策テキスト＆問題集がない？パソコン教室の先生に聞いた受験対策とは。

MOS Outlookは 対策テキスト や 過去問集が無いのか？

マイクロソフト オフィス 製品のスキルを証明する ＭＯＳ資格 ですが、電子メール・情報管理ソフト の Outlook にも ＭＯＳ試験が存在します。

ＭＯＳ資格を取得する勉強法として最もポピュラーなのが、書籍を購入して独学で学習を行い 受験に望む学習法です。

Ｅｘｃｅｌや Ｗｏｒｄを学習する場合は「対策テキスト＆問題集」（模擬テストDVD付属）が 発売されていますが、Outlook（アウトルック）には、模擬テスト（模擬試験）が付属する 学習テキストが販売されていません。

Outlook（アウトルック） の ＭＯＳ試験対策は どうすればよいのでしょうか。

パソコン教室の先生に聞いたところ、やはり専用のテキストは無いとのことでした。

試験対策を相談したところ、

模擬テストが付属する書籍やテキストはありませんが、MOS Outlook を受験する場合に「オススメの書籍」と「学習方法」についてアドバイスを頂きましたのでご紹介いたします。

MOS Outlook とは？

Microsoft  Outlook （アウトルック）は、Microsoft社の 電子メール・情報管理するアプリケーションです。

MOS資格とは Microsoft社が認定している資格試験のことです。

MOS資格には Excel や Wordなどの資格試験があり、MOS Outlook は その中の1つです。

MOS試験は世界各国で実施されており、日本でも人気のある 国際資格 です。

MOS資格はスペシャリストレベル と エキスパートレベル の2種類の難易度がありますり、MOS Outlook は スペシャリストレベル になっています。

試験の内容は、主に基礎操作が多くそれほど難易度は高く無いと思われます。

Outlook は 多くの企業で採用されているため、MOS Outlook 資格を取得すると就職や転職に有利です。

スキルアツプ や 社内でOutlookをさらに活用したいかたは、ＭＯＳ Outlook の取得をオススメいたします。

Outlook 2016 試験の概要

MOS Outlookは、Outlookの主な機能を理解して、メールの作成・編集、予定表の管理、タスク管理などの機能を、目的や状況に応じて活用できる方を対象としている資格です。

Outlook 2016 出題範囲

　Outlook 2016 の出題範囲です。多くの便利な機能がある事が分かります。

生産性向上に向けた Outlook の環境の管理	設定をカスタマイズする 情報を印刷する、保存する Outlook 内で検索操作を行う
メッセージの管理	メールを設定する メッセージを作成する メッセージを書式設定する メッセージを整理する、管理する
スケジュールの管理	予定表を作成する、管理する 予定、会議、イベントを作成する 予定、会議、イベントを整理する、管理する メモやタスクを作成する、管理する
連絡先や連絡先グループの管理	連絡先を作成する、管理する

MOS Outlook は、ＰＣを使用した実技試験で行われ、出題形式は「マルチプロジェクト」を採用しています。

Outlookの操作に関する問題が 全部で 25から30問 出題されます。試験時間は50分です。

MOS資格は、「随時試験』と『全国一斉試験」があります。

MOS Outlookは、パソコン教室などで実施されている 随時試験の会場が、他のＭＯＳ資格に比べて少ないです。

MOS Outlookは、定期的に行われている 実施頻度が少ない 全国一斉試験で受験するため、計画的な準備が必要です。

学習方法、対策テキストは これを使う。

Excel や Word の MOS資格を受験する場合は、「対策テキスト＆問題集」を購入して独学で学習するのが一般的ですが 、MOS Outlook 資格には専用のテキストが発売されていません。

MOS Outlook 資格の受験対策は全ての機能が網羅された学習書を念入りに学習して対策をする必要があります。

学習法としては、Outlook 全ての機能を書籍で理解し、実際にＰＣを操作して機能を習得する方法が一番効果的です。

紹介する4種類のテキストは 出題範囲 を ほぼ全て網羅していますので、一つまたは複数の書籍を学習することにより合格できるのではないかと思っています。

「ひと目でわかるＯｕｔｌｏｏｋ２０１６」

書籍一冊目は「ひと目でわかるＯｕｔｌｏｏｋ２０１６」です。

この書籍は、MOS資格の運営会社であるオデッセイでもOutlookの学習書として紹介されています。

細かな機能と応用が網羅されている、オススメの書籍となります。

「今すぐ使えるかんたん Outlook 完全ガイドブック」

全ての機能が網羅されており、繰り返し学習することにより理解度が深まり、「マルチプロジェクト」の出題に備えられる書籍です。

「できるOutlook 2019」

基本的な操作から応用まで学習できます。図解で分かりやすく細かな操作も習得できます。全てのバージョンに対応しています。

「Outlookパーフェクトブック 困った! &便利ワザ大全」

Outlookの使い方を網羅した解説書です。各機能の基本操作から応用的なテクニックまで1冊に凝縮されています。MOS受験対策用にもなる裏技習得にも最適な一冊です。

受験対策 と 学習方法

Outlookの機能は、電子メールの送受信だけではありません。

多くのプラットフォームに対応しており、スマートフォン や タブレットでもメールの送受信ができます。

メール機能以外に各種の情報を総合的に管理する機能もあり、出題範囲が広いため受験対策は大変です。

実践したオススメ学習方法をご紹介いたします。

学習方法

独学にオススメの書籍は「ひと目でわかるＯｕｔｌｏｏｋ２０１６」です。

勉強法ですが、まず書籍を一通り全て学習します。

基本操作をＰＣで実際に操作して学習しましょう。

MOS Outlookの難易度は他のMOSに比べ若干低いので、基本操作をしっかり押さえれば 合格率が上がります。

メールの送受信操作 以外の学習

応用操作の学習が必要となります。

オプションの変更

「メール通知方法の変更」や「複数のアカウントの使い分け」など、オプションの変更に関する出題があるので学習しましょう。

生産性の向上

メールのメッセージを並び替えて作業性を向上したり、フィルターで抽出して必要なメールをすばやく表示するなど、作業生産性を向上させるための機能について操作を学習しましょう。

予定の管理

Outlookは メールの送受信以外に 予定の管理も行うことが出来ます。予定時刻にアラームを表示したり、ToDoや会議の予定を管理したりする操作の学習が必要となります。

タスクの管理

受信したメールからタスクを作成したり、タスクの進捗管理を行ったりする操作の学習が必要です。

タスクと連動する便利なメモ機能も搭載されており、Outlook を使いこなす細かな便利機能について学習しましょう。

まとめ

Microsoft Outlook（アウトルック）は、メールの送受信だけでなく多様な機能が搭載されており、応用機能を習得することにより仕事の生産性が向上します。

ＭＯＳ資格に挑戦することにより、Outlookの 全ての機能について学習する事になり、学習で得た知識が職務や業務に非常に役立ちます。

是非、ＭＯＳ Ｏｕｔｌｏｏｋ に挑戦してみましょう。