MOS試験の判定プログラムについて語る
Microsoft 社の Office 製品の資格である「MOS資格」。
試験中に動作している判定プログラムについて記事にしました。 以下「判定PG」
MOS資格は、PCを操作して解答する実技試験です。
MOS2016から、試験方式がマルチタスク方式となりました。
大きなプロジェクトがいくつか出題され、その中に5~7つの問題が出題されて、Officeの画面を操作して解答します。
解答操作後に「次の問題」に移行すると、少しタイムラグがあります。
この間に「判定PG」が 採点しているのではないかと推測しています。
何回もMOS試験に挑戦している間に、この「判定PG」に興味を持ち、色々と考えるようになりました。
得点アップのヒントになれば
採点する度に「このプログラム良く出来てるな」って感想なんですが、
この「判定PG」について、ネットでググっても当然情報があまりありません。
情報は全くの「ブラックボッス」です。
このPGの挙動について解析して、少しでも得点アップにつながればと記事にしてみました。
あくまで個人的な考えなので参考程度に聞いてください。
解答の正誤は、『完璧な正解を操作したか』で問われるのか?
模範解答と全く同じ操作をすることで、当然正解となり、得点も満点となると思われます。
でも、なかなか 実際の試験中は、そうはうまく行きませんよね。
試験中に、曖昧な操作をしたり、正解は わかっていたのに操作を間違えてしまったり。
逆に、途中の操作は少し間違っていても、最終解答は正解だったり。
試験中の人間は、様々な行動を行い解答(操作)をします。
こんな場合、判定PGはどのように採点しているのでしょうか。
回数を重ねた経験からすると。。。
模範解答を正しくトレースしない場合でも加点があったり、途中の操作だけが違っていた場合は減点しているのではないかと思っています。
当たり前ですが、減点されないように、正確な操作ができるように繰り返し模擬テストなどを反復練習をする事が大切なんですが
通り一辺倒な採点をしていないと予想しますので、全く解答できない問題でも分かる範囲で解答することにしました。
得点アップのヒントと注意事項
なるべく判定PGに嫌われないようにしましょう。
以下の操作をすると、優秀な判定プログラムでも混乱して減点される可能性もあるのでは無いかと予想しますので、ご注意ください。
1.自己流の操作方法だと間違った解答だと判定されてしまう可能性がありますので
注意しましょう。
2.問題はしっかり読んで問われていることだけを操作する。
解答中に余計な操作をしない。あまり神経質になって解答が遅れても逆効果ですが、
余計な操作をすることにより減点される可能性がります。
3.余計な操作をしてしまっても正解がわかるなら最後まで諦めず操作しましょう。
焦ると誤操作が多くなりますが、諦めず最後まで落ち着いて解答しましょう。
4.なるべく最終解答までの操作手順を少なくする。
最終的には正解な操作をしても、操作の量が増えてくると「判定PG」が
判定しにくくなる可能性があります。
5.何もわからないからと言って全然操作しないのはもったいない。
余計な操作をするなって書きましたが、少しでも解答がわあるなら
操作しないよりは解答しておくほうが得点に つながる可能性があります。
6.プログラムの動作が止まってしまったら、あれこれ操作せず、すぐに
試験官を呼びましょう。
わたくしも、MOSマスターを取得までに「判定PG」が2回ほど止まりましたが
復帰して無事試験を終えています。あれこれ操作して傷口が広がる前に処置しましょう。
7.遅刻をしない。
この「判定PG」ですが最後にサーバーとアクセスして、様々な情報を
やり取りをしていると思われます。あまりにも試験時間が遅れると
判定されないため、試験は無効になります。(遅刻は最初から試験が開始されませんが)
遅刻したら諦めて、もう一度チャレンジしましょう。
8.判定とは関係ありませんが、終了ボタンは試験中に絶対に押さない。
途中で試験を終了させることができるボタンがあります。
誤って押してしまった場合は後戻りできません。注意しましょう。
まとめ
試験終了後に、解答内容 や 判定内容は公開されませんので、判定PGの詳細な分析は出来ていませんが、全てのMOS2016を受験して感じた事は 優秀な判定PGだなぁという感想です。
記載したヒントはあくまでも参考ですが、心構えとして覚えておいて損はないです。
「判定PG」の癖を頭の片隅に置いて試験に望めば、プラスの効果が出るのではないかと期待しています。
それではMOS試験への挑戦、頑張ってください。