MOS独学書籍 特設サイト 

最新 MOS試験 365 & 2019 始まる。 バージョン2016との試験範囲の違いは、変更点は?

〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
バージョン 試験範囲違い

公式サイトで 新しいMOS資格「MOS 365 & 2019」の試験概要が発表されました。

新しいMOSは、旧 2016バージョンとどこが違うのか。「MOS 365 & 2019」の概要について解説します。

学習用の書籍も新刊で発売されましたので確認します。

目 次

「MOS 365 & 2019」 対策テキスト の 発売開始

Excel と Word 、PowerPoint など、MOS365&2019の対策テキストが販売されました。

2020年6月 から Excel 365&2019 の試験が 先行で開始されました。その後、別のMOS試験も受験が開始されましたのでテキストもそれに合わせ発売が開始されています。テキストを購入して学習をスタートしましょう。

FOM出版から  365&2019 対策テキスト&問題集 販売開始。

「MOS 365 & 2019」の概要

新しいMOSの名称が「 MOS 365 & 2019 」に決まりました。

Office製品のライセンス形態による名称の違いを、MOS 365 & 2019 として両方名称に取り込んだようです。

名称には、サブスクリプション の 「Office 365」と、従来のライセンス版の「2019」の両方が名称に含まれているため、試験対策として意識する必要があります。

具体的には、両方の違いを把握してどちらのバージョンで出題されても回答できるようにすることです。大きな違いは無いので学習の中で意識することで解決できると思います。

「 MOS 365 & 2019 」の試験範囲には 新Officeの機能が 追加されていますので、まとめます。

・ 3Dモデルデータの編集
   3DモデルをOfficeに挿入できる機能

・ 変形 画面切り替え効果
  2枚のスライドを用意してオブジェクトを動かす機能

・ スライドズーム機能
  元のスライドに戻るリンクの作成

・ 新しいExcel関数
  2019で新たに追加された関数

・ 手書き入力用インク機能

  インク機能で Office に手書きする機能

新機能が試験に出ることが予想されますので、しっか学習しましょう。

受験の方法

MOS 365&2019の受験方法ですが、現在実施中のMOS 2016と同じ出題形式「マルチプロジェクト」が採用されています。

マルチプロジェクト形式は、5~10個の小さなプロジェクトで構成されています。ひとつのプロジェクトには1~7個の問題が含まれています。

試験画面のイメージを見る限り、MOS2016 と同じなので大きな変更はなさそうです。

資格の体系( MOS Access が 上級レベルに )

MOS2016では 一般レベルのことをスペシャリスト(Specialist)と称していましたが、
「MOS 365&2019」では アソシエイト(Associate)」なる新称号が追加されました。

MOS2016 のアクセス[Access]は 一般レベルでしたが、Word や Excelに比べて、Accessは高度なアプリケーションであることから、MOS365&2019では 上級レベルに変更されました。

出題範囲か変わったり、試験問題が難しくなるわけではないようです。

 

3つの認定プログラム

全科目と概要を簡単に「まとめ」てみました。

 1.単科目認定2. アソシエイト認定
(Associate)
3. エキスパート認定
(Expert)
一般レベルExcel一般レベルの3科目取得アソシエイト認定
一般レベルWord 
一般レベルPowerPoint 
一般レベルOutlook 
上級レベルExcel Expert上級レベルの2科目取得
上級レベルWord Expert
上級レベルAccess

1.単科目認定
各科目に合格すると それぞれ合格認定証が発行されます。

2.MOS アソシエイト [Associate] 認定(新設)
MOS 365&2019で新たに設けられた称号です。
一般レベルの4科目のうち3科目を取得するとMOS アソシエイト (Associate)の認定証が発行されます。

3. MOS Expert 認定
MOS アソシエイト [Associate] 認定に加え、上級レベルの3科目のうち2科目を取得すると、「MOS Expert」の認定証が発行されます。

Microsoft Office Specialist Expert」は、これまでのマスター制度に近い称号です。

変更点 詳細

出題形式が 以前のバージョン2016 と同じ「マルチプロジェクト」なので、現在 MOS 2016 で試験対策を準備をしている方も、大きな学習方法の変更無く受験できるので良かったのではないかと思います。

試験範囲が更に広くなりましたので難易度は上がったとも言えます。

新設の アソシエイト認定 (Associate)は 実務でよく使われている一般レベルだけで取得できる新しい称号で、Master(今後Expert)を取得するのはちょっと大変という方に、 一般レベルの上位スキルを証明することができる称号なので価値がありそうです。

MOS アクセス [Access] を取得しなくても 上級の エキスパート[Expert] 称号が取得できます。

新 MOS365&2019では Officeマスター(Master)の称号が無くなってしまいましたので 、Masterの称号が必要な方は、今のうちに MOS Master 2016 に挑戦してみてください。

MOSは スキルアップ、就職、就活などに有利な資格ですが、新 MOS 365&2019 も、今まで以上に重宝される資格になると思われますので是非挑戦してみてください。

MOS試験 再開の動きの情報

一時的に中止されていた「一斉試験」や「随時試験」が徐々に再開されています。

受験を目指す方は、情報を入手して準備を始めても良さそうです。

MOS Excel 365&2019の試験を
4/27より開始します

MOS Word 365&2019の試験を
5/19より開始します

第276回 2016 2013全国一斉試験
[2020/7/12(日)実施] 申込み受付開始しました

まとめ

3つ前の古いバージョン MOS 2010 の受験受付が終了しました。

現在の「バージョン別」実施状況は以下です。

・ MOS 2010  全7科目 受付終了。
・ MOS 2013  実施中です。
・ MOS 2016  実施中です。
・ MOS 2019   正式名称 :MOS 365&2019 に決定して実施中です。

新しいMOS資格「MOS 365&2019」の情報でした。MOS資格を取得してスキルアップを目指しましょう。


※ 正式名称は『Microsoft Office Specialist Office 365 & Office 2019』

 ( 略「MOS 365&2019」)  

MOS2019 、MOS365 の単体名称は 正式ではないようです。 

バージョン別の書籍を別の記事でまとめています。

よかったらシェアしてね!
目 次