情報処理技術者試験とは
情報処理技術者試験とは、経済産業省が、情報処理技術者としての知識や技能が、一定以上の水準であることを認定している国家試験です。
情報システムを構築・運用する技術者、ITに関係するすべての人がスキルを証明する試験です。
情報技術者の知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く 総合的に評価されます。
今後更に高度化されるであろうIT社会を生き抜くための重要な資格になると思います。
習得した知識が 安全でセキュリティーの高い 普段のネット生活に利用できますのでお薦めの資格となっています。
情報処理技術者試験は、情報処理の促進に関する法律に基づき、経済産業省が実施します。
情報処理に関する業務を行う者の技術の向上に資するため、情報処理に関して必要な知識及び技能を問う試験です。
情報処理技術者試験は、4段階のレベルに分類され、12の試験区分から構成されます。また、諸外国の同様の国家試験との相互認証を行っている。
情報処理技術者試験の試験区分は、次のとおりです。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- 高度情報処理技術者試験
- 情報処理安全確保支援士試験
情報処理技術者試験は、就職・転職活動をする人や、ITに関する知識を身につけたい人、自分のスキルを証明したい人におすすめの資格です。
情報処理技術者試験を取得することで、自分のスキルを証明し、キャリアアップに役立てることができます。
情報処理技術者 試験区分
情報処理技術者試験は、全部で12区分あります。
※下に行くほど 難易度が上がっていきます。
- ITパスポート試験 IP
- 情報セキュリティマネジメント試験 SG
- 基本情報技術者試験 FE
- 応用情報技術者試験 AP
- ITストラテジスト試験 ST
- システムアーキテクト試験 SA
- プロジェクトマネージャ試験 PM
- ネットワークスペシャリスト試験 NW
- データベーススペシャリスト試験 DB
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験 ES
- ITサービスマネージャ試験 SM
- システム監査技術者試験 AU
ITパスポート試験を受験した時の記事になります。
令和2年度からCBT(Computer Based Testing)方式での実施
以前は筆記による方式の試験(紙試験)でしたが、
令和2年度からCBT(Computer Based Testing)方式での実施を一部開始しています。
基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験については、令和3年度もCBT方式での実施が継続されます。
CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピュータを使って実施する試験方式のことです。受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。
CBT方式の特徴は、次のとおりです。
- 紙と鉛筆を使った試験方式に比べて、試験の実施や採点が効率的です。
- 試験問題を作成したり、試験結果を分析したりするのに、コンピュータを利用できるので、試験の品質が向上します。
- 受験者は、自分の都合の良い時間と場所で試験を受けることができます。
CBT方式は、紙と鉛筆を使った試験方式に比べて、多くのメリットがあります。そのため、CBT方式は、近年、多くの試験で採用されています。
令和3年度上期におけるCBT方式での試験の実施期間(予定)
令和3年度上期におけるCBT方式での基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験は、以下の期間での実施が予定されています。
基本情報技術者試験:
2021年5月1日(土)~2021年6月27日(日)
情報セキュリティマネジメント試験:
2021年7月1日(木)~2021年7月31日(土)
令和3年度春期特別措置試験 試験日(予定)
基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験日 は、 2021年4月18日(日)でした。
基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験のCBT方式による試験では、車椅子で受験可能な試験会場もあります。
また、試験会場は筆談に対応しており、補聴器の持込みも可能ですので、聴覚障害をお持ちで、基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験を受験される方は、CBT方式での試験の受験をお願いします。
【重要なお知らせ】
令和2年度基本情報技術者試験(CBT方式)の受験に関して
政府から発令された緊急事態宣言の期間(1月8日~2月7日)も、感染予防対策を講じたうえで、全国で試験を実施します。なお、居住地又は試験会場が緊急事態宣言の対象区域(11都府県)に該当する方は、同期間中に受験する必要がある方を除き、試験日の変更をお願いします。
1月7日に発令された緊急事態宣言の対象区域(1都3県)の試験会場では、入室時の検温を1月12日から実施します。その他の試験会場においても、順次実施します。検温により発熱(37.5度以上)が確認された場合は受験できません。
受験できない場合でも受験手数料の返還はなく、振替措置も行いません。
<公式>情報処理技術者 試験区分リンク IPA 情報処理推進機構